• ホーム
  • インフルエンザの流行は冬の時期だけじゃない?

インフルエンザの流行は冬の時期だけじゃない?

冬の怖い病気の一つにインフルエンザがあります。
昔から子供がよく予防接種を受けることから、学校のように集団で生活している場所などで感染するイメージが強い病気です。
また予防接種は冬休みに入る前にしておけば大丈夫というようなイメージもありますが、実はそれでは遅いこともあります。
基本的に毎年冬の時期の流行に備えて予防接種を受けますが、病院では10月から受けることができます。

予防接種は大人であれば1回で済みますが、子供の場合は2回に分けないといけません。
おまけに2回目は短くても2週間の間を開けることが望ましいです。
しかし最近では気候の変化に伴い春先でも寒い日が多く、冬に流行していたインフルエンザがそのまま春を越して流行することも珍しくなくなってきました。
これは3~5カ月続いていた予防接種の効果が切れてしまう時期にあたり、ある学校では春休みや5月の連休の時期までインフルエンザの生徒が多く休んでいたこともありました。

春になっても肌寒い日が続くような年ではなおさらこのような状況になることも考えられます。
そして流行が早くなれば冬を待たず、寒くなり始める秋口からインフルエンザの流行の兆しがあるようになります。
夏から冬にかけては秋があるのが通常ですが、いきなり寒くなることがここ数年であります。

そうするとウイルスが存在しやすい気温や湿度になってしまうので、流行も早まってしまうのです。
その他にもここ数年のうち沖縄などの暖かい地方で、夏にインフルエンザが集団感染を起こしています。
これは南半球では7~8月の流行があるので、旅行者などからの感染も考えられます。

外国からの旅行者が年々増えていることを考えると、否定はできません。
冬に予防接種をした場合でも夏の時期には予防接種の効果は切れていますので、夏風邪だと思っていたらインフルエンザだったということも十分にあり得ることです。
高熱や筋肉痛が出たら夏風邪だと侮らず、自分の体調をよく見極めるということも必要になってきます。

インフルエンザの対策は手洗い・うがい・マスク

予防接種の効果が3~5カ月ということを考えると、それ以外での予防をしっかりとしなければなりません。
インフルエンザの対策として小さい子供からお年寄りまで、昔からの方法である手洗いやうがいは徹底しておいたほうがよいでしょう。
生活する上でずっと家の中、ということはあまりありませんので、外出中のことも考慮しなければなりません。
それにはマスクが一番手っ取り早い方法です。

感染経路にはクシャミをした時の飛沫や、手や服に付着したウイルス感染が主だった経路になります。
マスクは自分が感染しないためにもしたほうがよいのですが、すでに感染した人が他の人にうつさないようにするのにも効果があります。
クシャミをするとウイルスが3mも飛ぶということを知っている人はどれほどいるのでしょうか。
この時の速度は、時速約300kmにもなります。

学校のように集団で生活する場所ではこのようなクシャミで多くの人が感染してしまいます。
また通勤や通学で電車に乗る時なども、自衛としてマスクはかなりの効果を発揮します。
マスクは使い捨てが多く販売されていますが顔にフィットするものを選ぶことも大切です。
隙間からウイルスは簡単に侵入してしまうからです。
ある程度の湿気がマスク内にはあるので定期的に取り換えることもお勧めします。

帰宅時には必ず手洗いとうがいはして下さい。
洗い方も工夫して、指の間や手首までを洗うようにすると安心です。
対策としては知っていても、忘れてしまうこともあります。
なので徹底するという意味でも洗面所に書いて貼ってみたり、水筒の水で時々うがいをするということでも対策になります。
小さい子供には親が、自分で出来るなら自分でしっかりと対策をしましょう。